あじさいの基本情報

「あじさい」とは

About hydrangea

「あじさい」とは、アジサイ科に属する植物です。以前は花の構造などからユキノシタ科アジサイ属に分類されていましたが、DNA構造の解析技術が進んで進化の過程が明らかになるにつれて、アジサイ科として独立させるようになりました。

外見上は、

  1. 落葉低木。枝や茎の中に大きな白い髄がある。
  2. 葉は、対生・有柄で、通常縁に鋸歯がある。
  3. 花は、散房花序、まれに円錐花序。縁にガクの変化した装飾花(中性花、種子をつくらない)をつける。

というところが大きな特徴です。

あじさいは、自生状態でも変種が多く、地域や土壌の性質によって形態や花の色に差があります。そのような特徴を利用して、むかしから品種改良が盛んに行われてきました。さまざまな園芸品種が生みだされており、わたしたちの目を楽しませてくれています。

あじさい各部の名称

Name of each part

花房の形状

Inflorescence shape

テマリ咲き(手毬咲き)

ガク咲き(額咲き)

穂咲き