今週はトライやるウィーク（中学２年生の職業体験学習）です。本園にも３校６人の生徒がやってきて只今奮闘中です。この様子はブログでお伝えしますのでぜひご覧ください。

　さて，木々の色付きにつきまして順次お伝えしていますが，本園一番の紅葉スポットである長谷池周辺が色付き，錦秋の時を迎えています。今年は日照やその後の冷え込みの関係か，紅葉の発色もよく，ぜひご覧いただきたく思います。（写真１〜３）

　長谷池は元から当地にある自然の池ですが，本園の造成を始めた当初から（昭和１７年頃）から護岸工事や周遊路整備が行われてきました。秋の紅葉はもちろん，初夏を彩るカキツバタそして真夏の太陽に輝くスイレンやアサザなどの水生植物が美しい，本園の中心を占める池です。

　池の周囲はイロハモミジやウリハダカエデそしてハナノキなど紅葉が美しい木々が取り巻き，黄色く色づく木々がそれに色を添えます。今はラクウショウの黄色がハナノキやイロハモミジを引き立てています。ハナノキとラクウショウは先にご紹介しましたが，今はさらに彩りを増し，艶やかな姿を見せています。（写真４・５）特にハナノキの色付きはここ数年の中でも出色です。（写真６）

　本園で見られる針葉樹の内，落葉する（黄葉）ものはラクウショウのほか，メタセコイア・カラマツ・スイショウなどがありますが，今はラクウショウが先駆けて黄葉しています。(メタセコイアもライトアップしているメタセコイア並木のものは黄葉が始まっています)

　長谷池の紅葉は様々な色合いの紅葉と黄色い葉そしてアカマツなどの緑の葉との取り合わせが魅力的です。この先鮮やかな黄色になるタカノツメが色付くと一層華やかさを増すはずです。本格的な冬を迎えるまでのしばしの間展開される自然の造形美をお楽しみください。