【12/19開催】能登支援活動について神戸常盤大学と合同報告会を開催しました

概要

（公財）神戸市公園緑化協会では、珠洲市への花みどりを通じた「こころの支援」に取り組んでいます。今回、学生等による被災地支援活動に取り組んでいる神戸常盤大学と連携して行った 復興支援活動（住民のみなさまとの交流）について、長田区で合同報告会を実施しました。

住民のみなさまと協会職員が協力し、仮設住宅の周りに３０年前の阪神淡路大震災後に長田区の被災地を勇気づけたスイセンやチューリップの球根の植え付けを行いました。ワークショップでは、神戸の「1.17のつどい」で灯される竹灯籠に住民のみなさまから復興を願うメッセージをいただいたこと、「防災お菓子ポシェットづくり」に子どもたちが真剣に取り組んでいた様子などが報告されました。

今回の取組で住民のみなさまや子どもたちと交流した学生は、「（被災地に対する）みんなの興味がうすれていってしまっているのではと現地の方も感じられているが、まだ被災の崩れたがれきが残ったまま」である状況を知り、あらためて被災地に寄り添い、考える機会となったようです。

その後、参加者全員ですがはらすいせん公園の除草・清掃作業を行いました。

参考

・「想いを神戸へ竹灯籠づくり」で作成した竹灯籠

・すがはらすいせん公園は上皇后陛下（当時皇后陛下）が阪神淡路大震災後、スイセンの花束を手向けられた菅原市場跡に整備された公園です。

・今回使用したスイセンの球根は同公園管理会の提供によるものです。

（出典：神戸市アーカイブス）