トップ / 花・緑情報 > 森林植物園のいま(バックナンバー) /

森林植物園のいま(バックナンバー)

春休みの子どもたちにむけて

2017.03.24 更新








今日3月24日は神戸市立小・中学校の終業式です。明日からの春休みを一つのステップとして,4月にはよい新年度をスタートさせてくれることを願っています。そんな春休みの一日を,春の息吹が感じられる森林植物園でお過ごしください。今日は子どもたちにむけて,森林植物園で見られるまたは見られるかもしれない動物をご紹介します。

 まず飼育動物ですが,二種類いてその一つがニホンカモシカです。植物園にカモシカというと奇異に感じる方もおられるかもしれませんが,山岳地帯の岩場に住むカモシカにとって,本園は生育環境に似た場所です。そして王子動物園との共同飼育によって,3頭のカモシカが飼われています。その中で一番若いのが,昨年本園にやってきたサツキちゃんで,5月で2歳になるメスのカモシカです。(写真1)15年ぐらいといわれるカモシカの寿命から人間に単純換算すると,小学生から中学生ぐらいになるでしょうか。とっても人懐っこい子で,遠くにいても呼べば近寄ってきます。(写真2)ほかにもオスのカモンくん,メスのマヤちゃんがいます。

 ちなみにカモシカと名前がついていますが,シカの仲間ではなく,ヤギと同様ウシ科に属するウシの仲間です。

 もう一種類が「うさぎのくに」の住人アナウサギで,(写真j3)こちらは100数十羽の大集団です。鼻の辺りが黒くなっていますがこれは元々ではなく,名前の通り穴を掘る習性があるために黒くなったものです。(写真4)ウサギにはこのように穴を掘るアナウサギと穴を掘らないノウサギがありますが,野生のノウサギにも園内で出会えます。(写真5)写真のものは薬樹園の近くの茂みからひょいと現れたものです。また運がよければニホンリスに出会えることもあります。(写真6)そろそろ繁殖期で出会える機会も増えるかもしれません。この他にも野生動物ではイノシシ,タヌキ,キツネ,テン,アライグマなどが住んでいます。これらは夜行性なので目にすることはごくまれです。ただイノシシが夜に掘り返した痕はあちらこちらで見られます。初夏には樹上に泡に包まれた卵塊を産むモリアオガエルも姿を見せます。

 動物ではありませんが,多目的広場に行くと,学校にはないような遊具で楽しむこともできます。(写真7)春のひと時を自然や動物そして思い切り体を動かすことができる広場でお楽しみください。

« 記事一覧へ