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新年

2020.01.06 更新

皆様、新年あけましておめでとうございます。
みなさま年末・年始といかがお過ごしになられましたでしょうか。

森林植物園は1月4日より通常通り開園しております。

今年はあまり気温が下がらないせいか、ただ個人的な感覚なのかわかりませんが、なんかあまり年を超えた感じがしません。
あまりお正月といった感じもしませんでした。

が、しっかりと年は明け、2020年が始まりましたね。

今年は森林植物園の起工80周年に当たる年になります。

色々なイベント、日々の作業等も含め、思い出に残る一年にしていきたいと思います。

 

 

さて、本日は今年度初となる「シモバシラ」の「シモバシラ」が見られました。

 

 

 

 

 

地面から出る「シモバシラ」のことではなく、シソ科の植物である「シモバシラ」の茎から出る氷のこともシモバシラと呼ばれます。
ややこしいですね。

「シモバシラ」と呼ばれるシソ科の植物があります。

学名はKeiskea japonica Miq.

この名前は冷え込むと茎から氷が出てくることに由来します。
この氷は雪華とも呼ばれるようです。専門的な言葉では析出氷といわれるそうです。

 

 

 

 

 

氷ができるには気温や風の強さ、湿度、茎の状態、、、、、など様々な条件が揃う必要がありますが、基本的には気温が氷点下を下回るとみられる確率が上がります。

シモバシラは冬になると地上部は枯れますが、多年草なので根は活動しています。
茎には肉眼では見えない小さな穴があります。
気温が氷点下を下回ると冷たい空気に吸い出されて土の中の水分が根を通り、茎にある小さな穴から外へと吸い出され、その水分が凍ってシモバシラのシモバシラ(雪華)が形成されます。
ちなみに、地面にできる霜柱も同じ原理です。
また、シモバシラ以外の植物にもこの氷ができるものもあります。

気温や風の強さは毎日同じではなく、さらに氷が形成されたり風や雨などで茎は劣化したりしていくので2度と同じ形のシモバシラはできません。
自然が作り上げる芸術作品といえると思います。

この氷は朝を迎え、気温が上がってくると溶けてしまいます。
冷え込んだ夜の次の日の朝がシモバシラのシモバシラの見頃となります。

今月中旬頃からこのシモバシラについての展示・講演会等を企画していますので、より詳しく知っていただけると思います。

 

 

香りの道などでは「ロウバイ」が良い香りを漂わせています。

 

 

 

 

 

 

 

たぶん前回くらいの日記にも書きましたが、花の中心が紫色(褐色、濃黄色などとも)なのがロウバイで、外側と同じく黄色なのがソシンロウバイ(素心蝋梅)です。

 

 

「オトメツバキ」の可愛らしい花も見られます。

 

 

 

 

 

江戸時代頃に作出された品種といわれています。
可愛らしい見た目から「乙女椿」の漢字があてられるという説がありますが、昔は門外不出の品種だったので「お止め椿」の字があてられるという説もあります。

 

 

ロックガーデンでは「バイカオウレン」が早くも咲きだしました。

 

 

 

 

 

漢字で書くと梅花黄蓮となります。
名前の通り、梅に似た花を咲かせるオウレンという植物の仲間です。
当園ロックガーデンにはたくさんの植物が植わっていますが、毎年バイカオウレンがいち早く花を見せてくれます。

 

 

他にもこの時期しかみられない可愛らしい「冬芽」も見られます。

 

 

 

 

 

ミツマタ

 

 

 

 

 

 

 

オニグルミ

 

また、冬芽についてはブログなどでご紹介したいと思います。

 

 

いよいよ今週末に迫りました「とんどやき」の準備も着々と進んでいます。
本年も森林植物園をどうぞよろしくお願いいたします。

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