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春満開

2019.04.11 更新

暖かい日が増えてきました。が、夜はまだ寒い日もありますね。

屋外で作業をしていると汗ばむくらいですが、日陰に入ると少し肌寒いという、なんか微妙な感じで日々を過ごしています。

森林植物園は市街よりも標高が高いので、今がピークのサクラたちが美しく咲いています。

写真は「ベニシダレ」です。さくら園のベンチの近くに咲いています。

そして、ロックガーデンでは暖かな春の日差しを受けて草本たちが可愛らしい花を咲かせています。

「ヒトリシズカ」

漢字で書くと「一人静」となります。
若葉に包まれた白いブラシのような花が愛らしいですね。
ちなみに花穂が二本出る「フタリシズカ」という同じ属の植物もあります。

サンニンシズカはありません。三人揃うともはや静かではないからでしょうか?
フタリシズカは花穂が3本、4本出ることもありますが、名前は変わらずフタリシズカです。
2つとも名前は「静御前」という女性に由来するようで、音が静かとか煩いとかとは関係ないようです。

こちらは「ニリンソウ」

漢字では「二輪草」です。
名前の通り白い可愛らしい花を2輪つけます。
分類するとイチリンソウ属になります。
属名になっている通り「イチリンソウ」という植物もあります。
そして、たまに花を2輪咲かせるイチリンソウもあります。

なんともややこしいですが、所詮は人間が勝手につけた名前です。
名前なんてお構いなしに植物達はそれぞれの生活を営んでいます。

「ヒカゲツツジ」も咲いています。

クリーム色の可愛らしいツツジです。
ツツジと名前についていますが、シャクナゲに近いとされています。
日陰に咲くことから「日陰ツツジ」と名付けられたようですが、ガンガンに日が当たる場所にも自生しているそうです。
余談ですが、ツツジは漢字で書くと「躑躅」です。僕の中では読めるけど書けない漢字ランキング上位に入ります。薔薇(バラ)とかも酸漿(ホオズキ)も難しいですよね。

さくら園ではサクラばかりに目がいきがちですが、サクラの根元には「ノウルシ」が咲いています。

ウルシの仲間ではないですが、傷つけるとウルシに似た乳白色の液体が出ることからこの名前が付けられたそうです。有毒です。
見る分には緑と黄色のコントラストが美しい植物です。

暖かな陽気のせいか「シャクナゲ」も咲き始めています。

写真は「アズマシャクナゲ」です。
アズマは東のことで、日本列島では東側に自生が多いようです。

そういえば、石楠花(シャクナゲ)も難読漢字ですね。

最近驚いたんですが「チューリップ」は「鬱金香」と書くそうです。
チューリップに限らず海外産の植物を漢字で書くとほぼ読めません。
遊蝶花(パンジー)とか蕃茄(トマト)とか。パンジーは三色菫(サンショクスミレ)とも書きます。
完全に余談です。

長谷池や滝池で「ミズバショウ」も咲いています。

長谷池は昨年7月の大雨により土砂が流れ込み壊滅状態となりました。
土砂にのまれずに救出できたカキツバタなどを養生していたのを戻したり、新しい株を植栽したりして桟橋周辺も以前の姿か、それ以上に戻りつつあります。

池ではオタマジャクシの姿も見られ、昆虫たちの活動も活発になってきました。

残り僅かな平成の春を楽しんでいきましょう!!

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