トップ / 花・緑情報 > ブログ /

ブログ

トゲトゲ

2018.12.07 更新

園内の紅葉は大半が終わりを迎え、園内も寂しく、、、、、なってきたように思えますが、楽しんでいただける樹木、風景もたくさんあります。

今回は針葉樹について少し綴りたいと思います。

すごくざっくりいうと、名前の通り葉っぱが針のように細いのが「針葉樹」幅広の葉が「広葉樹」です。
ヒノキのように細かいウロコのような葉や、ナギなど幅広なものも針葉樹に含まれるので一概に「針のような」とはいえませんが、大きくわけると針葉樹・広葉樹です。

紅葉して葉を落とす樹木はだいたい広葉樹です。針葉樹はほとんどが常緑です。もちろん例外もありますが。
以前にご紹介した「カラマツ」は日本原産の針葉樹で唯一紅葉・落葉します。
園内にあるメタセコイアやラクウショウも針葉樹ですが紅葉・落葉します。

園内のあじさい坂を下りていくと「コウヨウザン」が見えてきます。

 

 

 

コウヨウザンは漢字では「広葉杉」と書きます。
最近、木材として注目されているようです。葉が固く触ってみるとチクチクします。

「杉」という字は日本ではスギを指しますが、中国ではコウヨウザンのことだそうです。

うさぎ園の向かいあたりのコウヨウザン林にたくさん植栽しています。

球果を上から見るとバラのようで、キレイな形をしています。
園内では木の実などの採集は禁止ですので写真に撮るか、心のアルバムに収めてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

コウヨウザンの横にあるのは「サワラ」です。

 

 

 

サワラは大型の海水魚、、、、ではなくヒノキの仲間の針葉樹です。

殺菌成分があるため、葉がマツタケなどの下にひかれているのをみかけることがあります。
マツタケを買う機会があれば見てみてください。僕は買う機会はなさそうです。
葉はヒノキとよく似ています。

 

そしてその横にあるのはヒノキです。
建物やヒノキ風呂などに使われ香りがよく、最高の建材と言われます。
木材といえばスギかヒノキ、といったイメージがありますね。
サワラの葉とよく似ています。

 

 

 

 

2つを並べてみると少しだけヒノキのほうが1枚の葉が太くて丸いような感じがしますが、大きくは違うように見えません。

 

 

 

しかし、裏をみてみると、、、、、

 

 

 

 

葉の裏の呼吸をする部分(気孔)の線が
ヒノキは「Y」サワラは「X」に見えます。

画像をクリックしていただくと拡大できます。

 

もう一つ、ヒノキによく似た「アスナロ」も青葉トンネルの近くにあります。

葉が固く尖っていて裏側の気孔もかなり大きく、見分けるのは簡単です。

 

 

 

 

 

 

 

木材には香り成分である「ヒノキチオール」がたくさん含まれていて良い香りがします。
ヒノキチオールという成分は名前に反して日本のヒノキにはあまり含まれていないそうです。
名前の由来はヒノキによく似ているため「明日はヒノキになろう」という言葉からつけられたという説があります。

 

他にもたくさんの針葉樹があるので観察してみてくださいね。

次のブログは日本人になじみ深い針葉樹「松」について書いてみようかと思っています。

« 記事一覧へ
アーカイブス