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緑がいっぱい

2019.05.21 更新

なかなか雨が降らず、全体的に乾燥気味だった園内でしたが、昨日の雨によって植物たちが生き生きとしている森林植物園です。
本日は天気も良く、過ごしやすい一日となりそうです。

現在見ごろの「オオデマリ」

長谷池の近くで見られます。
英語名で「ジャパニーズ・スノーボール」と言われるように雪の玉のように真っ白で美しい花が枝いっぱいに咲いています。

「ヤブデマリ」の花も咲いています。

ヤブデマリは先のオオデマリの仲間で、両性花(おしべ・めしべがあり結実する花)のまわりに装飾花(繁殖力のない目立つ花)が咲いています。アジサイの〈ガク咲き〉のような咲き方です。
ちなみにオオデマリはヤブデマリの園芸品種で、全ての花が装飾花となるので結実せず、種は出来ません。

「コデマリ」も開花中です。

オオデマリ・ヤブデマリはどちらもスイカズラ科。
しかし、名前がそっくりなコデマリはバラ科の植物です。
なんかオオデマリ・コデマリの方がセットで覚えやすいですが、全く科が違います。

コデマリはバラ科シモツケ属でシモツケやユキヤナギなんかに近い植物です。

植物園で栽培しているわけではなく、元から六甲山に自生している「コガクウツギ」も見頃です。

近くによると良い香りがただよってきます。
アジサイ科の植物です。

こちらは「ツクバネウツギ」

ツクバネウツギの〈ツクバネ〉は羽根突きの羽根のに形が似ていることからの名前です。
こちらはスイカズラ科の植物です。

〈ウツギ〉自体はアジサイ科ウツギ属の植物ですが、卯の花として日本人に親しまれたためなのかどうなのかわかりませんが、ウツギと花や葉が似ていたり茎の中が中空になる植物は「〇〇ウツギ」という名前が付けられているものが多くあります。

和名がよく似ているけど、全然違う科の植物というのは多々あってややこしいですが、普通に観察していただく分には難しいことは考えずにその植物の美しさを楽しんでいただければと思います。

香りの道ではかなり高い位置での開花になりますが「ホオノキ」「キリ」が開花しています。
どちらも日本人に関わりの深い植物です。

「ホオノキ」は

大きな葉は良い香りがし、殺菌作用があるため食べ物をのせる皿として利用されます。「朴葉寿司」や「朴葉味噌」などに利用され、幹はまな板などに使われます。

「キリ」は

高級な木材として有名ですね。タンスや琴(コト)などに利用されます。湿気を通しにくく、加工しても歪みがあまり生じないそうです。日本で採れる木材の中では最軽量とされています。

野鳥では「キセキレイ」も見られます。

野鳥の森の辺りを歩いていたり、

駐車場の車にとまっているところも見かけました。

大きさはスズメを一回りほど大きくしたくらいでしょうか。
黄色のお腹が美しい鳥です。

さて、5月も下旬に入り、アジサイの時期が迫ってきています。
日に日に花芽が大きくなっています。
今年のアジサイ散策期間は6月15日~7月15日です。
皆様ぜひお越しくださいね。

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