[花] [草姿] [アサギマダラ]
秋の七草の一つとして万葉の頃から親しまれてきましたが、河原などに群生する野生種は準絶滅危惧種で、広く流通するのは栽培種です。
中国原産と言われ、奈良時代以前に薬草として渡来したようです。
旅する蝶『アサギマダラ』が秋にこの花を訪れます。「浅葱(あさぎ)」とは青緑色の古称で、美しくゆらりゆらりと優雅に飛ぶ姿からは、直線距離で2000km(東京-宮古島間)以上飛行する個体もあるとは考えられません。